クレジットカードは、なぜ稼働率が重要なのか?

クレジットカードはなぜ稼働率が重要なのか?

カード各社は、単に発行するだけでなく、そのカードを日常的に使ってもらおうと涙ぐましい努力を続けている。というのも、カードは使われてはじめて生きてくるからだ。カドを使ってもらえば、いつまでもカード会社には手数料が入り続ける。このカード利用の頻度を計る数字が稼働率で、年1回(または月1回)使われるカードが全発行枚数のうち、どれくらいあるかで判定する。

 

銀行系カードは稼働率が低く、20%から30%くらいといわれる。それに対して流通系カードは50%から60%はある。流通系カードはグループ傘下のスーパーで毎日使われるから率が高くなる傾向がある。イオンカードなどは稼働率は60%を超えている。つまり、発行するカードのうち、60%のカードが年1回以上使われているわけで、発行したカードが無駄になっていない。稼働率が高ければそれだけカード会社の収入も安定する。だから、カード会社は系列を超えて毎日使われるメインカードにしようと、さまざまなプロモーションを行っているのだ。

クレジットカードの利用の場がますます広がっている。洛星中学校・洛星高等学校を経営する学校法人ヴィアトール学園と三井住友カード、フューチャーコマースは1月13日、洛星中学校・洛星高等学校の入学費用の支払いにクレジットカード決済を導入すると発表した。日本の学校法人では初めてという。やはり親の収入が減少してきており分割払いなどのニーズがあるのだろう。またマイルやポイントプログラムを利用できるものいいのかもしれない。